★ただのおっさん注意報★
川崎溝の口気功院の千葉一人が提唱する絶対世界について
※自然界を神とする縄文人の生活様式を魂が磨かれた社会と称する世界観
千葉一人が展開する神道的な魂の教えであるが、物事の一面を語っているという面では
聞きごたえのあるお話なのである。
だが、それを提唱している本人の思考回路が土人なのである。
彼は現在の文明社会においても、そのMe(我)が存在しない土人的な生き方を人の目指すべき場所だと思い込んでいるのである。
彼が勘違いしているのは、彼が「ただのおっさん。」だという。それだけである。
この手のスピリチュアルや陰謀論にはまる人間の中には優越思想を持ってしまう人間が存在するのである。
いかに「自分が優れているか」で物事を考えてしまう心理が働いてしまうのである。
魂を磨く(自然界と共鳴)=Me(我)の存在しない世界なのかというと、
人間を地球の物質と考えた時において、正しいかもしれないが、そこに愛と調和の意識が存在するのかもしれない。
ですが、千葉一人が提唱する宇宙の魂の里帰りという観点からも人間は地球だけではないのである。
人間は地球の生命体である動物などと比較してMe(我)が必ず存在するのである。
現在の人間が作った文明社会がMe(我)を作り出したのかは不明であるが、現代の世の中においてはもう通用しないお話なのである。
では、なぜ文明化が進む社会で、人々の霊性と呼ばれるものが世の中の幸福に役立つと理解した上で、
彼が絶対世界(Me)が存在しない社会に人間の進むべき道だと提唱し続けるのか?
それは先ほど、説明した優越思想と関係しているのである。
つまり、彼にもMeが存在しているのである。
そして、彼にはピラミッドの頂点に向かって行く能力も、円の中心になる力もないからなのである。
まさに「ただのおっさん、ただのおじさん」なのである。
文明社会で自分の存在価値を示せない人間が最後の砦として自分の好きな世界で自分の存在価値を示したいだけなのである。
現実問題として、文明社会もしくは競争社会で生きていく力がない人間は生きていけないのである。
彼がなにで生計を建てているのかは不明だが、理想の世界で現実逃避をしているだけであり、本心では文明社会で生きていくことに憧れているのではないだろうか?
彼の発言の中には「美は終わりが来るよ」 「文明化は悪魔」「金を稼ぐことは人から奪っている」等の人の煩悩を批判する言葉がちらちらとみられるが、
煩悩(Me)が強く出てきているのも本人であり、文明社会での敗者である彼が、それを肯定しない事で自分を守っているだけの、ただのおっさんなのである。
優越思想を持っている人間の中には自分が考えている事が絶対正しいと思い込む傾向があり、
歪んだ文明社会への普通ではない感情から恐ろしい思い込みを語り始めるのである。
それは時に宗教などで見られる。その宗教の宗教観に照らし合わせて人の行動を抑制しようとするのである。 本来の道とは必ずも正しい教えを強制するもではないにもかかわらずである。
それはまさに言霊と呼ばれるものであり、文明社会からの旅は道ズレであり、彼の発言と存在が自然界と共鳴する事が人間の魂の本質的な磨きには直結していないことを証明するものである。
※上述に見られるただのおっさんは本人の謎の自意識に対するブラックジョークなので、あまり批判的な意味はない